worldtravelerのブログ

主に私が経験したフィリピン留学で役に立つ情報を書きます

海外にでる人こそ歴史を学ぶべき

こんにちはYUKINOです。海外に来てから常々思う事があり、今日はそのことについて書きたいと思います。

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海外に出る人こそ歴史を学ぶべき

海外からの日本のイメージは、忍者や侍です。そして、彼らは日本に侍などがまだ存在していると考えています。そんな時に正確な日本の情報を伝えるために、世界の歴史は知らなくても日本の歴史は説明できるようにしておいた方が良いです。

 

日本人としての意見を求められる

良く聞かれるのが、原発の事や戦争時の事を日本人としてどのようにとらえどのように考えているのか。この意見を友人から求められる事が多いです。歴史を知っていれば何もなく答えられるでしょうが、なにも知らなければ、何もこたえられないまま歯がゆい思いをします。

 

歴史は現在の社会に直結している

歴史的関係は、その国の文化や生活に直結しています。例えば、戦時中にスペインの植民地だった地域は今でもスペイン語を話す地域が多いです。フィリピンはスペインとアメリカの植民地でしたが、フィリピンの現地語ビサヤ語には多くのスペイン語のワードがあります。アメリカの植民地になった時に公用語が英語に変わりました。

このように、その国の歴史を学ぶと現在に直結しているものがあり、異文化理解も深まります。歴史は、文化を象徴し、その国の人の考え方を理解できる一つの方法になります。

海外に出るのに歴史なんて必要ない

海外に出るのに歴史何て必要ないと思う方も居ると思います。ですが、日本では普通だと思っていた習慣が、海外にでると日本特有の事だと分かります。

例えば、日本では、お正月が一番大切な日だといわれていますが、なぜ日本人はお正月を大切にしているかわかりますか。

また、日本には年越しそばを食べますが、なぜ年越しそばを12月31日に食べるか説明できますか。こういった日本では普通に行われている文化について海外の人々は、非常に興味を持ちます。

1945年にOOが起きてOOとなったのように勉強しておく必要はありませんが、さまざまな知識を身に着けておくといいですね。

日本についてなにも知らない

海外に初めて着た時、沢山の質問を海外の方から受けました。質問自体は難しくはありませんが、日本の習慣になっている事だったので、考えた事もありませんでした。

私は、日本人だけど日本の事何も知らないんだなと実感しました。こういった思いをしないように、海外に留学するときや、長期滞在するときは、事前に日本の文化や歴史が書いてある物を読み英訳出来るようにしとくと、会話が弾むと思ます。

君は日本の代表だ。

一歩海外へ出たら、日本人と言う物を背負って生活しなければなりません。どこで生活していても。つまり、自分が伝えた日本の情報が彼らの中の日本のイメージになります。旅してみると分かりますが、多くの国の方がホイホイ海外に旅行に行けるわけではありません。一生自分の国にしか住めない人も多くいます。その中で、本当の日本を伝えるのは、あなたの役目です。そんな時に何も伝えられないものほど悲しい物はありません。せっかく日本人として生まれたのであるから、日本の文化や歴史をより多くの海外の人につたえましょう。